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消化器内科の医師転職!失敗しない転職のコツは?体験談もご紹介!

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消化器内科の医師転職事情は?

消化器内科は他の診療科目より求人数が多い傾向にあり、内科の中では最多です。大・中・小問わず、多くの病院で常に求人が出ており、消化器内科の医師のニーズは非常に高いと言えます。他方、都市圏に求人が多い傾向はあるものの、地方にも求人が豊富にあります。地方には中・小規模病院が多く、各病院が点在していることもあり、医師全体の転職市場はあまり活発ではなく、求人も少ない傾向があります。しかし、消化器内科は中・小規模の病院も常に募集をしている状況のため、地方にも求人が豊富で転職市場も比較的活発だというわけです。

消化器内科の求人倍率
厚生労働省が2020年2月に発表した「一般職業紹介状況」によると、医師の有効求人倍率は3.41倍で、非常に高い数値であることがわかっています。医師不足から有効求人倍率が高止まりしており、ほとんどの病院でいずれかの診療科目の医師を募集している状況です。また、厚生労働省の『病院等における必要医師数の実態調査の概要』p.8によると、消化器内科の必要求人医師数は1.11倍で、医師全体が1.11倍であるのと同比であり、全体の医師不足と消化器内科の医師不足は相同等であることが明らかになっています。そのため、消化器内科の有効求人倍率は医師全体の有効求人倍率と遜色なく、非常に高い数値であることが推測されます。

消化器内科医の勤務施設内訳から見る転職事情
厚生労働省の『医師・歯科医師・薬剤師統計の概況』p.11によると、消化器内科の医師数は14,898人で、そのうち病院勤務は11,349人、診療所勤務は3,549人となっています。他の診療科目と比べると、病院勤務の割合が高く、クリニックなどは少数派であることがわかります。

このような消化器内科の医師の勤務状況からも、消化器内科の医師は一般病院でのニーズがより高いと言えます。そのため、20代後半から30代の若手医師は一般病院に転職するケースが多いです。ただ、一方で40代以降のベテラン域に入る医師は専門性を活かし一般病院はもちろん、消化器センター・消化器専門病院、専門クリニックへ転職するケースが散見されます。

具体的な消化器内科医の求人や年収事情は?

まずは医師特化の大手転職サイトにおける消化器内科の求人数をみていきましょう。

リクルートドクターズキャリア

消化器内科の求人数:771件(一般病院:725件、クリニックなど46件)

エムスリーキャリア

消化器内科の求人数:4,336件(一般病院、ケアミックスなど:3,473件、クリニックなど:863件)

マイナビドクター

消化器内科の求人数:1,426件(一般病院、ケアミックスなど:963件、クリニックなど:463件)

転職サイトにより求人数は異なりますが、700件から4500件程度の消化器内科の求人が掲載されており、他の診療科目よりも比較的多くの求人を確認することができます。また、一般病院やケアミックスの求人割合は約7割で、クリニックなどと比べて高い比率であることがわかります。

具体的な求人内容、特徴
大手転職サイトを参照し、消化器内科の具体的な求人内容や特徴についてご紹介します。消化器内科の具体的な求人内容、特徴は以下のとおりです。

・求められる経験が多彩
・年収1000万円以上が9割以上、年収1500万円以上は7〜8割以上
・当直やオンコールなし、週4日勤務、時短可能の求人が多数

まず、消化器内科では、施設によって求められる経験が異なります。小規模病院の求人であれば、消化器内科だけでなく、内科外来なども受け持つケースが多いです。また、中・大規模病院や専門クリニックの場合、内視鏡、消化器疾患患者の病棟管理などの専門性の高い業務に特化する求人が多く見られます。

他方、消化器内科の求人で提示されている年収は9割以上が1000万円以上、7〜8割以上が1500万円と高い水準であることがわかります。加えて、柔軟な働き方を推奨している病院も多く、当直やオンコールなし、週4日勤務、時短勤務可能である求人が多いです。上記より、消化器内科の求人は年収や勤務条件が比較的良好なケースが多く、希望する転職を叶えられる可能性が高いと言えます。

消化器内科の年収事情
勤務医の就労実態と意識に関する調査』p.30によると、消化器内科(呼吸器科・循環器科含む)の医師の平均年収は1267.2万円で、1000万円以上は76.6%以上となっています。上記でご紹介したとおり、求人の9割以上が1000万円以上であることを考えると、転職で年収アップさせることは比較的容易であると言えます。そこで、転職活動に臨む前にご自身の年収、経験や専門性と平均年収を比較し、今の年収が妥当か判断しましょう。年収アップが可能か、平均年収が目安になるので、是非参考にしてください。

消化器内科の求人でチェックすべきポイントは?

消化器内科の求人でチェックすべきポイントは転職志向により異なります。そこで以下4つの転職志向ごとに求人でチェックすべきポイントをご紹介します。

・スキルアップできるか
・開業を目指せるか
・プライベート重視できるか
・専門医取得ができるか

・スキルアップできるか
スキルアップを目指して転職したいのであれば、業務内容、専門医数、症例数などを求人でチェックしてください。まず、消化器内科の求人の業務内容をチェックすることで、やりたい業務に従事できるかやスキルアップできるか、判断することができます。また、スキルアップできる環境かを判断する指標として、専門医数、症例数もチェックしておきましょう。専門的なアドバイスや指導を受けられるか、十分な症例数があるかをチェックすることで、スキルアップできる環境か判断することができます。

・開業を目指せるか
開業を目指して転職するのであれば、まずは専門クリニックの求人をチェックするのがいいでしょう。開業医は専門性はもちろん、診療報酬、外来患者数などを把握するようなサービス業の視点が必要になります。その視点を身につけるには、クリニックの開業を経験している医院長のもとで、業務に従事するのがいいです。そして、そのクリニックの医療理念や委員長の医療に対する考え方、勤務医数などをチェックしておくことで、開業医として学べる環境か判断できるようになります。

・プライベート重視できるか
プライベートを重視で転職したいのであれば、当直・オンコールがあるか、残業時間は長いか、勤務日数などをチェックしましょう。病院の場合、当直・オンコールがあるケースが多いですが、医師不足の背景から医師の負担を減らすために当直・オンコールなし、もしくは少ない求人が多い傾向があります。また、残業や勤務日数、時短勤務可能かをチェックし、勤務時間に縛られることなく、プライベートを重視して働けるか、判断しましょう。

・専門医取得ができるか
若手・中堅の医師あれば、消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、肝臓専門医などの専門医資格取得を目指したいという人も多いでしょう。そこで、専門医資格の取得を目指して転職するなら、専門医資格取得の認定施設か、症例数や患者数、指導体制・指導医実績は充実しているかをチェックしましょう。これらをチェックすることで、専門医資格がスムーズに取得できるか判断できます。ただ、こうした施設は比較的忙しく、給与水準は低いケースが多いので、サポート体制があるかを重視して求人をチェックするのがいいでしょう。

消化器内科医の転職体験談

最後に消化器内科の医師の転職体験談を「スキルアップ型」「開業目指す型」「プライベート重視型」それぞれのケースでご紹介します。希望により近いケースを熟読いただき、転職活動の参考にしてください。

体験談1:スキルアップ、年収アップを希望(43歳、男性)
前職では、外来、内視鏡、病棟管理を担当し、年収1200万円、週5日・当直月4回で勤務していました。ただ、昼夜問わず拘束時間が長く忙殺され、スキルアップする余裕もなく転職を決意しました。また、子どもの教育資金を確保するため、年収アップにも必要性を感じていました。そこで、「専門性をより高められる環境」「夜間・休日のオンコールがない」「年収1800万円」を希望し、転職活動に臨みました。

自分で希望にマッチする求人を探し、数回面接に行きましたが、どの施設もピンときませんでした。そこで転職エージェントを利用し、求人を紹介していただき、面接に行くことにしました。そして、そのうち1件の病院から希望どおりの条件を提示していただき、加えて医院長の人柄・病院の雰囲気に惹かれ、転職を決めました。内視鏡の症例数も多く、今後も増えていく可能性が高いため、スキルアップも十分にできると思っています。家族との時間も取れ、年収1800万円と大幅アップを実現でき、非常に満足しています。

体験談2:夢の開業のために(39歳、男性)
前職では外科医として一般病院で外来、病棟管理、手術を担当し、年収1500万円、週5日・当直月2回で勤務していました。外科医として充実していましたが、夢であった開業を目指し、消化器内科の経験を積みたいと考え、転職を決意しました。「週5日勤務、年収1700万円」「内視鏡のスキルを活かせる仕事」「開業のノウハウを学べる職場」を希望に転職活動に臨みました。そこで、転職エージェントを利用し、希望にマッチする求人を探していただいた結果、クリニックを3件ご紹介いただきました。

3件面接にお伺いし、いずれも希望どおりの条件提示をいただき、非常に迷いました。ただ、うち1件は分院長を打診いただいたうえ、クリニック継承ができる可能性もあったため、そちらにお世話になることを決めました。開業には様々な道がありますが、この決定が最適だったと考えています。新規施設の内装打ち合わせ、採用面接にも参画させていただき、夢により近道だったと感じています。

体験談3:子どもとの時間を取りたい(38歳、女性)
前職では外来、病棟管理、検査を担当し、年収1500万円、週5日で勤務していました。ただ、子どもが小学校に上がるタイミングで、家にいる時間を増やしたいと考え、時短勤務を希望し転職を決意しました。当直なし、時短勤務を希望し、給与もできれば維持したいと少しわがままな条件でしたが、転職エージェントのコンサルタントにお世話になり、数件希望どおりの求人をご紹介していただきました。

3件の面接にお伺いしましたが、中でも育児により理解のある医院長に惹かれた病院に転職を決めました。給与維持は難しいと思っていましたが、前職と同じ年収を提示していただき、ほとんど希望どおりの転職を実現できました。子どもとの時間が十分に取れ、育児に理解のある職場でサポートもしていただき、転職してよかったと思っています。

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