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眼科医と検眼医

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眼科医は多くの人に知られていますが、日本ではなく海外にはもう1つ目に関する医師がいます。それは検眼医というもので、その名の通り目の検査を専門的に行う医師なのです。日本では検眼医がなく、眼科医やスタッフが検眼を行います。それならば検眼医は必要ないのではないかと考える人もいることでしょう。検眼医は眼科医に比べれば4年という短期間でなれるものです。そして実際の治療行為や薬の処方を行うことができず、その仕事は視力測定がメインになります。ここまでなら、検眼医は無駄なものに見えるかもしれませんが、それは違います。

視力検査をするだけなら、検眼医ではなくてもできますが、そこで目に異常があった場合に正確な判断ができるとは限りません。何か目に問題が起きていないのか、そして異常が見つかった場合にはその原因を的確に突き止めることが、検眼医には求められているのです。そのためには学んでおかなければならない知識が数多くあります。目は人間にとって重要な器官の1つであり、その仕組みはとても細かいものになっています。そこに起きた小さな異常を察知して原因を突き止めるためには、解剖学や生理学だけではなく、血液循環システムや神経についての知識も必要になります。それだけの知識を持った上で検眼をすることになるのですから、専門的な教育を受けて資格を取得する必要があるとされているのです。

もちろん視力測定を受ける人のほとんどは、目に異常がない人ばかりです。近眼など視力に関する問題は抱えていても、何らかの病気を発症しているレベルの人は少なく、検眼医の仕事はほとんどが普通の視力測定と変わりません。そのため検眼医自体は絶対に必要なものとは考えられておらず、日本のように検眼医がいない国もたくさんあります。 少し極端な分類になりますが、眼科医は何か目に異常を感じた人を診る仕事で、検眼医は本人がほとんど感じていない異常を見つける仕事になります。もちろんもっと細かく分類もできますが、検眼医になじみがない場合は、これくらいの分け方のほうが分かりやすいでしょう。

欧米では検眼医がいることは当たり前であり、その基準で考えると眼科に行かなくてもめがねやコンタクトレンズを作れる日本のメガネ事情は異質とも言えます。日本と海外のどちらが良いのかは簡単に評価できませんが、今のところ日本で検眼医制度ができる話はありません。そのため検眼医という単語すら知らない人が多くいるわけです。

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