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麻酔科医は激務で忙しいのか?勤務時間の例もご紹介

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病院にもよりますが、麻酔科医が不足している病院ほど麻酔科医は激務だとされています。かなり大きな規模の病院や大学病院などになると、在籍している麻酔科医の数も多いので、緊急手術などが入っても当番医が対応でき、緊急で呼び出されるようなことは少ないのですが、麻酔科医の数が少ないとどうしても緊急手術に対応できず、休日の麻酔医が呼び出されることも多くなってしまいます。病院によっては、休日とは名ばかりでほとんど休みが取れないようなこともあり、そのことから激務だと言われるようになったのです。

また、麻酔科医は手術中に麻酔をかけるだけが業務ではありません。事前にその患者さんについてのカンファレンスを行い、どのような麻酔をかけるかということを麻酔科医で話し合ったり、準備をしたりと、やることはたくさんあります。また、麻酔についての技術も日々進化しているため、患者さんにより安全に麻酔をかけるために勉強することも大切です。他の診療科と同じように、麻酔科医も勉強会などに積極的に参加し、勉強を続けることでスキルアップをしていくことが求められるのです。

そして、麻酔科医は手術中常に患者さんの状態を見守り、少しの変化にも適切な対応をすることで患者さんが安全に手術を受けられるようにしています。手術中は常に立ったまま患者さんと計器をチェックしていなければなりません。体力的にも疲労しますし、何時間もの間集中して麻酔をかけ続けることで精神的にも疲れてしまいがちです。しかも麻酔科医は一日に何件もの手術に立ち会うこともあり、その前後の準備も含めるとかなりの仕事量になります。万全の状態で手術に臨むために、体調管理にも気を配る必要があるでしょう。忙しすぎて体調を崩す医師がでるほど、麻酔科医は激務なのです。

麻酔科医は激務ゆえに転科する医師も多く、それが麻酔科医が増えずに激務が続く状態を招くという悪循環にあります。手術の数が増加している今、麻酔科医のニーズが減ることはありませんから、麻酔科医の勤務状況を改善するためには麻酔科医の絶対数を増やすことが必要です。病院によっては、非常勤やアルバイトの麻酔医を活用するなど、常勤麻酔医の負担を軽減するように力を入れているところもありますので、そういったところから徐々に麻酔科が増えていくことが期待されます。逆に、非常勤やアルバイトでも働きやすい麻酔科医は、家庭と両立しながら非常勤で働く女性医師も少なくありません。

麻酔科の医師の勤務時間は病院によってかなり異なります。出勤時間は朝のカンファレンスの時間によって違いますし、病院によっては朝の回診や外来の診察に間に合えばOKということもあります。手術に立ち会うことが多い麻酔科医の場合は特に就業時間は手術によって左右されることが多いです。手術によってはかなり長時間に及ぶこともあり、その終了後に反省会や片づけ、術後患者の状態確認などを行っていると、帰りが遅くなることは珍しくないでしょう。 急患の多い病院ともなると、緊急手術や処置も多くなるので、麻酔科医は非常に忙しくなります。終業時間のはずが、救急手術が入って帰れなくなったり、残業が伸びてそのまま夜勤に突入してしまったりと、なかなか家にも帰ることができないほど忙しい人も少なくありません。そうなると勤務時間というのもあってないような感じになってしまいます。

中には残業は休日出勤があまりない病院もあります。大きな大学病院などになると、在籍する麻酔科医も多いので、緊急の手術などにも対応することができ、残業などはかなり少なくなります。8時半出勤で、退勤が20時前後というサラリーマンと変わりない生活をしている人もいますし、常勤だとどうしても超過勤務が多くなるということで、非常勤での勤務を選ぶ人もいます。非常勤の場合でも、手術時間だけ働く、というわけにはいきませんが、担当する手術に合わせたカンファレンスなどに併せた出勤になることが多いので、拘束時間としては常勤とは比べ物にならないほど短くなるでしょう。

麻酔科医の忙しさ・激務度合いを左右するといってもいい「勤務時間」については、勤務先によってかなり違いがあるので、入職時にしっかり確認することが必要でしょう。特に麻酔科医の場合は拘束時間の長さが負担になって転職を希望する人も多いので、勤務時間については気にするひとが多いのですが、なかなか中規模の病院だと残業が少ないというところは稀なのが現状です。どうしても勤務時間が長いところは無理だという場合は、非常勤という選択肢も入れて探したほうがよいでしょう。難しいのは、既定の勤務時間があっても、残業が多いケースがあるので入職してから「思っていたのと違う」ということになりやすいことです。勤務時間として提示されている時間と、実際の勤務時間が必ずしも一致するわけではないので、勤務時間と一緒に平均残業時間や休日出勤なども重要になります。一般的には麻酔科医の勤務時間はかなり長いと思っておいてよいでしょう。

麻酔科医の休日について

麻酔科医の休日は、勤務する病院によってかなり違いがあります。そもそも、基本的な就業規定による休日という点では、休日が土日だったり、週2回交代制だったりと、取り方に違いはあるものの、日数などに大きな違いはないでしょう。もちろん年末年始や夏季休暇などの長期休暇の日数や、リフレッシュ休暇などの有無で年間休日に違いはありますが、毎月の休日数というのはあまり違いはないものです。違いとして大きいのは、麻酔科医の数や手術数による休日出勤や呼び出しの有無ではないでしょうか。たとえば、麻酔科医を数多く抱える大病院では、緊急手術が入っても当直の医師や当番医で対応できるので、休日の麻酔医が呼び出されることはありません。そうなると、休日にしっかり休むことができるので、負担もすくなく、ストレスも感じにくいのではないでしょうか。一方、手術の数に対して抱える麻酔科医が少ない病院の場合は大変です。麻酔科医が激務だと言われるのは、実際こういった病院が多いからでしょう。一日の業務量が多いだけではなく、休日も緊急手術などが入ると呼び出されることも多いので、ほとんど休みが取れないということも少なくありません。場合によっては夜勤にはいってそのまま日勤で残業、さらに翌日は休日のはずが呼び出される、など、ゆっくり休息が取れないこともあるのです。

どうしても休日をしっかり取りたいというのであれば、非常勤での勤務というのもひとつの方法です。非常勤であれば、働きたいときだけ働くという形になりますので、収入は下がるでしょうが、休みはしっかり取ることができますし、週3回程度の出勤にしても、ある程度の金額は得ることができます。常勤だとどうしても休日が無くなってしまいがちな麻酔科医は、非常勤で働く人も増えているのです。貴重な休みではありますが、患者さんの命を預かる麻酔医の仕事を全うするためにも、短期間の休みでしっかりリフレッシュすることは大切です。趣味を楽しんだり、友人と会ったり、普段は出来ないことをするのも良いでしょう。家族との時間をまとめて取るのもよいかもしれません。何に休日を使うかは自由ですが、医師とはいえストレスが溜まりすぎたりすると、体を壊すことにもなりかねないので、上手く気分を切り替える方法を身につけておくことは大切でしょう。丸一日休めなくても、短時間で気分を変えたり、普段からストレスを溜めないようにすることは重要です。最近では仕事をきちんとこなすためには休日が確実に取れるところ、規則正しい就業体制が整っている病院を希望する医師が増えています。

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