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沖縄の医師求人の中でニッチな求人のまとめ

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基地関係

沖縄といえば米軍が駐留している基地をイメージする人も多いはずです。軍人は日々の健康管理が非常に重要なだけに、基地関係の医師求人も希少ですが存在します。基地関係の求人ではアメリカや日本の政府が運営するところからのものが多いため、安定した雇用環境で働くことができる点が魅力です。一般公開されている求人サイトで基地関係の求人を見つけられることはほとんどありません。

沖縄の基地関係の医師求人探しで忘れてはならないのが「適性」です。相手は基本的に日本語が通じない外国人です。また、カルテの作成などすべてアメリカ方式で行われるケースも少なくありません。ほとんどアメリカの医療機関に就職するようなものですから、語学力や環境の変化に対応できる柔軟性が求められます。 語学力はもちろんのこと、慣習や医療に関する考え方などで日本とアメリカの間に大きな違いがありますから、その辺はうまく仕事を行っていく必要があります。 こうした労働環境の話は求人情報だけではなかなか確認することができないため、転職前にしっかり確認しましょう。 ハードルが高い印象もありますが、当直が少ないなど比較的ゆとりのある環境で働くことか出来るメリットもあります。いろいろな方法で情報収集を行っていきましょう。

保健所

医師が保健所で働くにはそもそもかなり求人が少ないですがそれを沖縄で探そうとすると相当レアです。調べてみると沖縄には名護市にある「北部福祉保健所」、沖縄市にある「中部福祉保健所」、那覇市にある「南部福祉保健所」、島尻郡にある「南部福祉保健所」、宮古島にある「宮古福祉保健所」、石垣市にある「八重山福祉保健所」の6つの保健所があるようです。他県に比べると保健所の数が少ないため、公衆衛生医師の求人数もごくわずかなものです。また離島にはほとんど保健所がないので、離島での職場を希望している方は宮古島か石垣島で働くことになります。

保健所は行政組織として位置づけられているため、患者さんの病気だけを見るだけではありません。疫学等の公衆衛生の技術とともに、行政マンとしての知識が必要不可欠です。加えて医師としてのスキルも必要なので、同じ医師でも入職が難しいのが公衆衛生医師です。 ただでさえ求人数が相当少ないと思われる沖縄の保健所の医師求人ですがもし偶然にも見つけることができたら 緊急時以外は土日の出勤が無いことなどもメリットも多い職場なので転職の検討もありかもしれません。

産業医

沖縄は都心に比べて1000人以上の社員を持つ大企業が少ない傾向にあります。よって産業医の需要は大変少ないのが現状です。50人以上の企業でも産業医は存在しますが、義務ではないうえ、常勤医師を雇う必要が無いため求人サイトにもあまり掲載されないのが正直なところです。しかし地域によっては中小企業が集中しているため、産業医が必要となるケースもあります。在住するタイプではないので、月に1回ほど出勤がある非常勤の求人になるでしょう。

沖縄エリアの産業医も仕事内容は他の県と変わりません。 勤務内容は健康診断の他にも、健康教育や職場巡視、衛生委員会等への参加などが挙げられます。外来ではないので仕事が進む時間がほぼ決まっており、待機要員が不要なので精神的に負担になることも少ないです。

医師会病院

沖縄で医師会病院と言えば 沖縄の名護市にある北部地区医師会病院です。他の病院と同様、医師は不足気味であり常に求人が行われている状況にあります。そもそも、この地域はあまり規模の大きな病院が少なく、がん治療や心臓疾患の治療ができる病院となると、この北部地区医師会病院や、県立北部病院しかないという現状があり、地域にとって非常に重要な病院となっているのが現状です。


状況によって医師を募集している診療科目は異なりますが、特に多いのは、消化器内科や循環器内科といった内科系の医師になります。診察課目が多い病院なので、その他の診療科についても問い合わせてみると、求人を行っているケースはあるので、問い合わせてみても良いでしょう。若い医師や、これから経験を積みたいという医師も積極的に採用しており、地域の中核病院として症例も豊富なので技術を身につけられます。設立が比較的新しい病院ということもあって、馴染みやすい雰囲気があるのも魅力です。お年寄りが多いにもかかわらず、地域医療が手薄であった循環器医療にも力を入れており、北部医師会附属病院(心臓血管センター)の設立も行われました。最新の機器を導入し、高度な医療を行うことも可能です。

健診関連

沖縄で求められている健診医は、病院で健診を行う医師(常勤・非常勤)や、患者さんの自宅に出向いて健診を行う訪問医(ほとんどは非常勤)です。沖縄の場合は離島が多く存在しており、お年寄りが多いため訪問医の方が需要が高い傾向にあります。しかしどちらとも求人サイトではそう多く求人が出ている訳ではありません。もちろん健診シーズンの春に近付くと求人数も急増しますが、病院で勤務する医師よりも少ないようです。

医師としても働きたいけどプライベートも充実させたい、育児の時間も必要、病院での常勤に不安がある方におすすめなのが健診のお仕事です。上記で説明した病院での健診や 訪問健診以外で需要が高まっているのが民間企業や学校を訪問して行う健診です。以前に比べ医療機関が紹介会社に求人の依頼をすることが増え、常勤の医師だけでは足りず非常勤医師を積極的に採用するようになりました。特に女性医師の需要が高いため、時間が限られる主婦の方にはたいへんおすすめの職種です。

健診の医師は求人数が少ない割に人気は高いので、新しい情報をすぐにキャッチできる医師求人サイトの利用をおすすめします。あらかじめ条件に健診医を入れておくことで、健診医の新着求人が出る度にメールでお知らせが届くようになっています。(求人サイトによって異なります)おすすめは、詳しい募集要項まで確認が出来るリクルートドクターズキャリアです。アドバイザーに相談しながら求人を探すことで、より自分の条件に適した施設を紹介してくれます。






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