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医師の転職理由ランキングTOP4

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医師といえば高収入、安定職とのイメージが社会全般にあります。高度な知識とスキルが求められる資格ですし、医療に関する需要はなくなることはありません。むしろ高齢化の進行によって高まっていると言ってもよいでしょう。にも関わらず医師の転職率は決して低くはありません。どうして離職・転職に踏み切るのでしょうか。医師の転職理由は再就職先を探す際にも重要なポイントとなります。

では実際に医師の転職理由はどういったケースがもっとも多いのでしょうか。この点に関しては年代によっても異なってきますが、じつはもっとも多いとされているのが「時間的な余裕がないこと」。仕事が忙しく日々の生活の中で余裕が持てないと感じている医師が多いのです。とくに小児科や産婦人科医は慢性的な人手不足の状況となっており、厳しい勤務環境で働くケースが見られます。頻繁に当直勤務を担当したり、当直からそのまま日勤へと移行することも多く、1ヵ月の残業時間が数十時間に達することも珍しくありません。これではプライベートの時間を確保するのも一苦労です。恋人や友人と会う機会がもてない、家族と接する時間がないといった日常生活上の問題はもちろんのこと、専門医の資格を所得するための勉強の時間が確保できないといったスキルアップの障害になるという問題も見られます。そのため、当直勤務が少ない産業医や入院施設がないクリニックへの就職・転職を希望している医師も増えているのです。

医師の転職理由はもちろんこれだけでなく、年収も大きなポイントとなります。高収入のイメージもありますが、それ以上にプレッシャーにさらされる仕事でもあります。また上述のように厳しい勤務環境で働いてる場合、それに見合った収入が得られているかどうかも重要なポイントとなります。自分はもっと高く評価されるべきだ、こんな厳しい環境で働いているのにこの年収では割に合わないといった理由で転職する医師も多いのです。ただしこの場合、年収が高ければよいというわけではなく、就業環境と給与のバランスが転職活動において重要になってきます。

医師の年収はどの科を受け持つのか、どのポジションで働くのかによっても大きく変化します。ですので、今働いているポジションであっても、他の病院では年収が高い場合、もしくは働いている病院よりも、シフト面で自由が認められている事があります。このような違いから、より自分の能力に合わせた給与を支払う職場を探す人も多くなっており、医師が転職を希望する理由の一つでもあります。

もうひとつ忘れてはならない医師の転職理由は、キャリアのために職を移すケースです。より専門的な分野や特定の診療科で勤務したい、あるいは先進医療が行われている医療機関で最新の治療に携わりたいといった考えから転職を志す人も増えています。専門医などの資格取得も念頭に入れて転職を目指す医師もいます。キャリア志向や上昇志向の高い医師によく見られるケースです。

その他の転職理由としてあるのは、職場におけるスタッフ同士の関係です。医師の仕事としては、患者の病状を特定する、回復に向けて処方を行う他にも、看護士や他の医師とやり取りをする中で、より患者が信頼できる環境を作り上げていく部分にもあります。ですので、一緒に働くスタッフと気が合わない場合や、職場で孤立する状況が続いている場合には、ストレスが溜まる事で転職を希望する事もあるのです。

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