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医師の転職回数の平均は?

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かかりつけの医院で、突然ご自分のお気に入りを先生がいなくなってしまった。そういう経験は地方だけでなく、都市部でもよくある事です。他業種と比較しても医師は転職の多い業種と言えます。医師が生涯に転職する回数を調べてみますと、かなりの方が1度や2度は転職を経験しているようです。中には10回も転職をして、キャリアアップをなさっている実力のある医師もたくさんいるのです。医師は実力に応じてステージを変える事がよくあります。個人病院でもない限り、一箇所で生涯を勤め上げる方はそうそういないのです。また医師にとっての転職はマイナスのキャリアになり難いです。それは必要に応じて病院を移って行く専門医は、退社という扱いにはならないからです。

では、一体医師の転職は平均何回くらいになっているのでしょうか?一般的に言われている相場は、平均で約4回になります。特に転職回数が多くなるのは30代~40代の時期だそうです。転職理由には、あらゆる医療機関が即戦力の追加を求める際に、この年齢層を採用するという事実があります。実力を持ちつつ給与面で抑えが効く人材という事でターゲットになっていると言えます。また独立開業を目指して転職をするケースもあります。もともと自宅の個人医院へ戻る方も、多くがこの年齢で病院を辞めています。

それから、特殊技術が秀でている医師は多くの医療現場から引っ張りダコになるでしょう。そのような方は転勤回数が増えがちです。有利に転職をするならば専門家にマネジメントしてもらう方が良いでしょう。また女性医師の場合は、結婚や出産・育児で転職になるケースが多いです。他にも職場に合わないとか充分な給与をもらっていないなど、転職の理由はいろいろとある事でしょう。

ただし、大学病院の医局で働く医師は、ほとんど転職をしないというデータもあります。これは職場条件の良さからではなく、職場から必要とされて転職を決心できない事があります。もちろん将来の名声や高レベルのキャリアも魅力になっているのは確かです。

この様に医師は転職回数が比較的に多い職種ですが、もし短期間で転職を繰り返している場合はデメリットになります。責任ある職場を与えてもらえない可能性があるのです。そして収入面で条件が悪くなる傾向もあります。雇用側にとっては、短期間の転職癖があるとみなせば長く働いてはくれないと判断するか、場合によっては人間性に問題ありと疑って好条件の職場を適用しない事があるからです。転職をする際はそれらの点も踏まえて慎重に行いましょう。

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